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Reason Free提供開始|15デバイス・対応DAW・旧版上書きの注意点

Reason Freeを表示した音楽制作スタジオとMIDIキーボード

Reason Studiosは2026年8月27日14時(中央ヨーロッパ夏時間、日本時間同日21時)、無料版「Reason Free」を発表しました。ReasonのラックをVST3/AU/AAX対応プラグインとして主要DAWで使えるほか、最大16トラックのDAWとしても利用できます。

  • 15種類の音源・エフェクト・ユーティリティを収録
  • 試用期限、ウォーターマーク、時間制限なし
  • Reason 10〜13利用者は、インストール時のプラグイン上書きに注意
目次

Reason Freeとは

Reason Freeは、Reason Studiosの音楽制作環境を無料で使えるエディションです。公式発表では、Reason Rackを既存のDAW内で開くプラグイン機能と、16オーディオ/MIDIトラックまで扱えるスタンドアロンDAW機能を備えています。

ダウンロードとアクティベーションにはReasonアカウントが必要です。有料版への自動移行を前提とする期間限定トライアルではなく、公式サイトは「試用期限なし」「ウォーターマークなし」と案内しています。

収録される15デバイス

Reason Freeには、次の15デバイスが含まれます。

  • 音源:Europa、Kong、ID-8、Monotone
  • エフェクト:Scream 4、The Echo、Audiomatic、RV7000 Mk II、MClass Maximizer
  • 演奏・ルーティング:Scales & Chords、Combinator、Pulsar、Spider Audio、Spider CV、MIDI Out Device

Reason独自のケーブル接続やCombinatorによる複数デバイスの統合を、無料版でも試せる構成です。公式ブログはRack Extensionにも対応すると説明していますが、追加製品には個別の購入条件があるため、導入前に各製品ページを確認してください。

対応形式と動作環境

項目公式案内
プラグイン形式VST3、AU v2、AAX
macOSmacOS 11以降、Intel/Apple Silicon
WindowsWindows 10 version 1607以降、Windows 11
Windows ArmPrism経由で対応
ストレージ6.5GB

MacではVST3/AU v2/AAX、WindowsではVST3/AAXに対応します。ホストDAW側の対応形式やOS要件もあるため、Reason Freeだけでなく、利用中のDAWの仕様も併せて確認する必要があります。

Reason 10〜13利用者は上書きに注意

公式サイトは、Reason 10〜13が入っている環境へReason Freeをインストールすると、既存のReason Rack PluginがReason Free版で上書きされると注意喚起しています。その結果、旧版に含まれていたデバイスへプラグインからアクセスできなくなる場合があります。

旧版のデバイスへ戻す場合はReason Freeをアンインストールする案内です。既存プロジェクトでReason Rack Pluginを使っている制作者は、更新前にプロジェクトのバックアップを取り、納品中の案件とは分けた環境で互換性を確認するのが安全です。

制作現場への影響

無料版の登場により、共同制作者や学習者が同じ基本ラックを導入しやすくなります。VST3/AU/AAXとして既存DAWに追加できるため、現在の制作環境を全面的に切り替えずに、Reasonの音源やルーティングを試せる点も実務的です。

一方、16トラックの上限や収録デバイスの範囲は有料版と異なります。大規模なセッションや旧版資産を使う案件では、機能差と互換性を先に確認してください。映像向け音声も扱う場合は、44.1kHzと48kHzの違い・確認手順も参考になります。

導入前に確認したいこと

  • 利用中のOSとDAWが対応形式・要件を満たすか
  • 6.5GBの空き容量を確保できるか
  • Reason 10〜13のRack Pluginを既存案件で使っていないか
  • 重要なプロジェクトをバックアップしたか
  • 共同制作先と同じデバイス構成で開けるか

確定事項と未確認事項

2026年8月31日7時時点で、無料提供、15デバイス、16トラック、対応形式・OS、旧版上書きの注意点はReason Studiosの公式資料で確認できました。本記事では実機での負荷、既存プロジェクトの再現性、各DAWでの個別動作までは検証していません。導入後は本番案件へ反映する前にテスト用プロジェクトで確認してください。

公式情報

アイキャッチ画像:Reason Studios公式プレスリリース掲載画像(原版を改変せず使用)

NEXT STEP

学びを、次の現場と仲間へ。

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この記事を書いた人

梶原綾祐のアバター 梶原綾祐 株式会社OCTA CREATION

株式会社OCTA CREATION 取締役。
レコーディングエンジニアを経て、現在は映像制作・ライブストリーミングなど多岐に渡り活動中。

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