NothingのサブブランドCMFは2026年8月15日22時、クリップ型オープンイヤーイヤホン「CMF Clip Pro」を同日発売したと発表しました。税込価格は12,800円。LDAC、低レイテンシーモード、2台同時接続に対応し、周囲の音を把握しながら作業したい映像・音声クリエイターにとっても購入候補になり得る製品です。
- 2026年8月15日発売、税込12,800円、ライトグレー/ダークグレー/コーラルの3色
- 10.8mmデュアルマグネットドライバー、LDAC/AAC/SBC、低レイテンシーモードに対応
- イヤホン単体で最大10時間、ケース込みで最大32.5時間再生。IP54、2台同時接続にも対応
CMF Clip Proは8月15日発売、価格は12,800円
Nothing Technology Japanの発表によると、CMF Clip ProはNothing初のクリップ型オープンイヤーイヤホンです。耳をふさがない装着方式を採用し、周囲の環境音を聞きながら音楽や通話を利用できる設計になっています。
本体は0.5mmのチタンワイヤーを用いたCブリッジ構造で、片耳約5.9g。左右を3点で支える設計と、肌に触れる部分のTPU素材により、長時間装着時の安定性と快適性を狙っています。カラーはライトグレー、ダークグレー、コーラルの3色です。
LDAC、低レイテンシーモード、最大32.5時間再生に対応
音響部には10.8mmデュアルマグネットドライバーを搭載。対応コーデックはLDAC、AAC、SBCで、対応機器との組み合わせではLDACによるハイレゾ相当のワイヤレス再生に対応します。低音はNothing Xアプリから3段階で調整できます。
映像確認で気になる遅延については「低レイテンシーモード」への対応が明記されています。一方、発表資料では遅延時間の数値や、使用条件ごとの実測値は示されていません。編集ソフトや再生端末、コーデックによって体感が変わる可能性があるため、映像と音の同期を重視する用途では実環境での確認が必要です。
連続再生はイヤホン単体で最大10時間、充電ケース併用で最大32.5時間。10分の充電で最大4時間使える急速充電にも対応します。Bluetooth 5.4、2台同時接続、Google Fast Pair、Microsoft Swift Pair、IP54の防塵・防水性能も公表されています。
ケースのスマートダイヤルで再生や音量を操作
充電ケースにはスマートダイヤルを搭載し、音量調整、再生・一時停止、着信応答、ペアリングなどを操作できます。イヤホン本体にも左右それぞれ物理ボタンを備えています。
通話用には片側2基のHDマイクとVPUを組み合わせたClear Voice技術を採用。自分の近くにいる相手に音声が聞こえにくくなるよう調整する「プライベートリスニングモード」も、Nothing Xアプリから設定できます。
映像・音声制作で考えられる使いどころ
オープンイヤー型は、ロケや配信準備、編集作業中に周囲の呼びかけや機材音を把握しやすい点が利点です。パソコンとスマートフォンを行き来する人にとっては、2台同時接続も作業切り替えの負担を減らせます。
ただし、耳を密閉しない構造は、周囲の騒音や装着位置の影響を受けやすくなります。最終的な音質判断、ミックス、ノイズ確認の代替ではなく、ラフ編集、内容確認、通話、移動中のモニター用途として考えるのが現実的です。納品前には信頼できるモニタースピーカーや密閉型ヘッドホンでも確認し、ラウドネスとピークの違いも含めて仕上がりを点検してください。
購入前に確認したい5項目
- 使用するスマートフォンやPCが、必要なコーデックに対応しているか
- 編集・再生アプリで映像と音の同期に問題がないか
- 長時間装着しても耳に負担がなく、位置が安定するか
- 共有スペースや収録現場で音漏れが支障にならないか
- 販売店の在庫、実売価格、保証条件を確認したか
確定していること・未確認のこと
発売日、税込価格、主要な対応コーデック、再生時間、低レイテンシーモード、2台同時接続、IP54対応は公式発表で確認できます。一方、遅延の具体的な数値、周波数特性、音漏れの程度、装着感、各編集ソフトとの相性は発表資料だけでは判断できません。購入判断では、今後の公式サポート情報や実機での確認が必要です。
公式情報
画像出典:Nothing Technology Japan公式プレスリリース(PR TIMES)


