Blackmagic Designの撮影アプリ「Blackmagic Camera」のiOS版3.5が公開されました。米国App Storeの更新履歴では公開日は2026年9月18日。iPhone 18 Pro/18 Pro Maxへの対応に加え、可変絞りの操作、Pro Video StorageへのApple ProRes直接記録、Cinematicモードでの動画記録が案内されています。
スマートフォンを撮影に使う人にとって、露出・被写界深度と記録方法に関わる更新です。ただし、アプリがインストールできることと、新機能をすべて利用できることは別です。公式更新履歴で確定している内容と、撮影前に確認したい条件を整理します。
Blackmagic Camera 3.5で追加された機能
- iPhone 18 Pro/iPhone 18 Pro Maxへの対応
- 48MP Fusion Mainカメラの可変絞りを操作し、被写界深度と露出を調整
- Apple ProResをPro Video Storageへ直接記録
- Cinematicモードでの動画記録
- 性能と安定性の改善
可変絞りは撮影表現と露出調整に関わります。一方、ハードウェアに依存する機能なので、アプリを更新すれば旧機種でも使える、という意味ではありません。Pro Video Storageへの直接記録も、利用する端末と保存先の条件を確認したうえで取り入れる必要があります。
アプリの動作条件と未確認の範囲
2026年9月20日に確認した米国App Storeでは、アプリは無料で、互換性欄にはiOS 18.0以降、A12 Bionic以降のチップを搭載した端末と記載されています。これはアプリ全体の動作条件であり、3.5で追加された機能すべての対応条件を保証するものではありません。
各新機能の全対応機種、解像度とフレームレートの組合せ、旧端末でのCinematicモードの利用範囲は、今回の更新履歴だけでは確定できません。日本向けの最新ストア表示と、実際の端末で選択できる設定を確認してください。ここでいう無料はアプリの価格であり、関連クラウドサービスの費用まで無料とするものではありません。
3.5は公開済みですが、追加の提供予定日や次版の具体的な予定は、今回確認した更新履歴には記載されていません。公開時刻も確認できていないため、発表時刻の推測はしていません。
撮影現場では短いテスト収録から
更新直後に本番収録へ投入する前に、使用する端末・OS・アプリの版を記録し、必要な撮影モードと保存先を選べるか確認するとよいでしょう。次の項目を短いテストクリップで確認しておくと、当日の設定変更を減らせます。
- 必要なレンズ・絞り操作・撮影モードが実際に選べるか
- ProResの画質設定に応じた空き容量と、意図した記録先になっているか
- 音声が入り、記録ファイルを最後まで再生できるか
- 使用する編集ソフトへ取り込み、納品までの手順で扱えるか
本稿では実機による連続収録や性能検証は行っておらず、収録時間や安定性を保証するものではありません。編集側も更新する場合は、DaVinci Resolve 21.1の変更点と更新前の注意点を併せて確認してください。
公式情報
Blackmagic Camera — App Store(米国)の更新履歴・互換性・価格を参照しています。確認日:2026年9月20日。公開日は9月18日と表示されていますが、公開時刻は未確認です。


