「声がこもる」
「音量がバラバラ」
「音が抜けてこない」
その原因は、
EQ・コンプレッサー・GATEの未調整です。
逆に言えば、
この3つを正しく使えば、音のトラブルは圧倒的に減ります。
本記事では、
- EQで声を整える方法
- コンプレッサーで音圧を揃える方法
- GATEでノイズを消す方法
- 現場で使える調整手順
を、実務レベルで解説します。
目次
音作りの全体像
音声処理はこの順番が基本
- EQ(音質を整える)
- コンプレッサー(音量を整える)
- GATE(ノイズを消す)
EQ(イコライザー)|声の“キャラ”を作る
■ 周波数帯の役割
| 周波数帯 | 役割 |
|---|---|
| 〜100Hz | 不要な低音 |
| 100〜250Hz | 太さ |
| 250〜500Hz | こもり |
| 1k〜2kHz | 明瞭度 |
| 3k〜5kHz | 抜け |
| 6kHz以上 | 空気感 |
■ 基本調整(これだけで変わる)
- HPF:80〜100Hzカット
- 250〜400Hz:-2〜-5dB(こもり除去)
- 120〜200Hz:+2〜+4dB(太さ)
- 3k〜5kHz:+2〜+5dB(抜け)
「引いてから足す」が鉄則
コンプレッサー|“音圧”を整える
■ 役割
音量のバラつきを抑えて、聞きやすくする
■ なぜ必要か?
人の声は
- 小さい声
- 大きい声
が混在します。
そのままだと
- 小さい声 → 聞こえない
- 大きい声 → うるさい
■ コンプレッサーの効果
小さい声 → 持ち上がる
大きい声 → 抑えられる
=安定した“音圧”になる
■ 基本設定(配信向け)
- Threshold:-20dB前後
- Ratio:3:1〜4:1
- Attack:10〜30ms
- Release:50〜150ms
- Make-up Gain:適宜調整
迷ったらこの設定を試してみてもいいかもしれません。
※この設定で全て問題ないわけではありません。
■ よくある失敗
かけすぎ → のっぺりする
かけない → 音量バラバラ
“軽く効かせる”がとても効果的です。
GATE(ゲート)|無音時のノイズを消す
■ 役割
一定以下の音をカットする
■ 何が解決できる?
- エアコン音
- 環境ノイズ
- マイクのサー音
喋っていない時だけ消せる
■ 基本設定
- Threshold:ノイズより少し上
- Attack:速め(5〜10ms)
- Release:自然に(100〜300ms)
■ 注意点(重要)
強くかけすぎるとトラブルに
- 語尾が切れる
- 不自然な音になる
“違和感が出ないギリギリ”が最適解
プロの実践における調整手順
① EQで音質を整える
② コンプレッサーで音量を均一化
③ GATEでノイズをカット
現場でのチェックポイント
- スマホで確認(最重要)
- 小音量でも聞き取れるか
- BGMと混ぜてチェック
「視聴環境」で判断する
よくあるNGパターン
EQだけでなんとかしようとする
→ 音圧がバラバラ
コンプレッサーかけすぎ
→ 息苦しい音になる
GATE強すぎ
→ 不自然で素人感が出る
まとめ
プロっぽい声を作るには
EQ・コンプ・GATEの3点セットが必須
■ 最重要ポイント
- EQ → 音質
- コンプレッサー → 音量
- GATE → ノイズ
最後に
いい音は、
高い機材ではなく“処理設計”で決まる
この3つを使いこなせば、
誰でも“伝わる音”が作れます。
▶ ご相談
- 配信の音質を改善したい
- セミナー音声を聞きやすくしたい
- 機材・設定を最適化したい
CREATOR’S VILLAGEでは、
現場ベースで“伝わる音作り”をサポートしています。

