定義
アダプティブビットレートは、視聴者の回線や再生環境に合わせて、複数用意された映像の品質を再生側が切り替える方式です。ABRとも呼ばれ、画質と途切れにくさを両立させるために使います。
現場での使い方
スマートフォンでライブ配信を見るとき、回線が不安定になると低い品質へ切り替わる場合があります。配信側には、切り替え候補となる複数の映像品質が必要です。
社内イベントの配信設計では、高速回線のPCだけでなくモバイル回線でも再生を確認します。最高画質だけでなく、低い品質でも資料の文字が読めるかが大切です。
違い・混同しやすい点
VBRは主に一つの映像ストリーム内部で圧縮量を変える考え方です。ABRは再生環境に応じて品質の異なるストリームを選ぶ仕組みで、送信側のCBR設定とも別の層にあります。
注意点
映像を一つ送れば必ず複数画質が提供されるとは限りません。サービス側の変換機能と契約条件を確認し、切り替えの瞬間やライブ遅延も含めてテストします。

